豆知識② 家相(風水)とは?

「家相(かそう)」または「風水(ふうすい)」とは、
空間のエネルギーを調和させることによって
人生に幸運をもたらすとされる中国発祥の伝統的な思想です。

家相の考え方は、建築・家具の配置・内装などの要素が
人々の運勢や健康、家族関係、財運などに
大きな影響を与えると考えるもので、空間のエネルギーの流れを
調整することで良い運気をもたらすことができるとされています。

風水の考え方には、さまざまな要素が含まれており
例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 建築の形状や方向
  • 部屋の間取りや配置
  • 家具の配置
  • 光や風の入り方
  • 色彩や素材の選択

風水は、自宅やオフィス・店舗などの空間のデザインや
レイアウトに適用されることがあります。
ただし、風水は科学的に証明されたものではなく
個人的な信仰や感性に基づいたものであるため、
その効果や効果の程度には意見が分かれています。

風水からみたよい間取りとダメな間取り

風水において良い間取りとされるものや
避けるべき間取りがあるとされることがあります。

以下は、一般的に風水で良いとされる間取りの例です。

1.開放的で明るい空間が好ましい。
 狭小な空間や暗い空間は避ける。

2.ドアや窓が南向きであると良い。
 自然光が豊富に入り、暖かい気流が入るため。

3.居室や寝室は、独立した空間が好ましい。
 また北や西に面したものは避ける。

4.台所は家の中央に位置するのが好ましい。
 またゴミ箱やトイレなどの不衛生な場所から遠ざけることが重要。

5.バスルームやトイレは、玄関やキッチンから遠ざけ、
 換気をしっかり行う

一方で、避けるべき間取りとされるものについては
以下のような例があります。

1.正面玄関から、直線的に奥に進むような間取りは避ける。
  直線的なエネルギーが部屋全体を駆け抜け気が滞るため。

2.エレベーターや階段の真上や下に部屋がある場合、
  エネルギーの流れが乱れるため避けるべきだとされる。

3.部屋の形状が歪んでいたり間取りが不規則な場合、
  エネルギーの流れが悪くなるとされ避けるべきだとされる。

ただし、風水に関する考え方は
時代や地域によって異なることがあります。

風水は、個人的な信仰や感性に基づくものであるため、
必ずしも全ての人に適したものとは限りません。