家を買う前に知っておきたい5つの税金(2025年最新版)

はじめに

マイホームの購入は、夢の実現であると同時に、人生で最も大きな買い物のひとつです。建物や土地の代金に目が行きがちですが、実は「税金」も無視できない大きな出費の一部。
この記事では、福山市をはじめ全国共通で発生する代表的な5つの税金について、できるだけわかりやすく、2025年時点の最新情報をもとに解説していきます。

① 消費税(建物のみ・10%)

不動産購入でまず知っておきたいのが、建物にかかる消費税です。土地には課税されないため注意が必要です。

  • 新築住宅(業者から購入):建物価格の10%が消費税として課されます。
  • 中古住宅(業者から購入):同じく10%の課税対象です。
  • 個人からの中古住宅購入:この場合、消費税はかかりません。

シミュレーション例:

建物価格が2,000万円の新築一戸建てを業者から購入した場合、
→ 消費税は200万円になります(2,000万 × 10%)。

🔍 ポイント
中古物件でも「誰から買うか」によって税負担が変わるため、売主が事業者か個人かを事前に確認しましょう。

② 印紙税(契約書に貼る税)

不動産売買やローン契約などの文書には、印紙税が必要です。これは「文書を交わすこと」に対する税金です。

  • 不動産売買契約書:契約金額1,000万~5,000万円の場合、本来は2万円の印紙税がかかります。
  • 住宅ローン契約書:借入額に応じた印紙税が別途発生します。

※かつては軽減措置により税額が半額になるケースもありましたが、現在は軽減終了しており、通常税額に戻っています。

🔍 ポイント
印紙が貼られていないと、後々トラブルになる可能性があるため、必ず専門家の指導のもとで契約書を作成しましょう。

③ 登録免許税(登記のときに払う税金)

不動産の権利を登記する際には、登録免許税が発生します。これは法務局に登記申請する際に必要な税金です。

  • 所有権移転登記(売買)
  • 所有権保存登記(新築住宅)
  • 抵当権設定登記(住宅ローン利用時)

登記の種類によって税率が異なり、軽減制度もあります。

登録免許税の一例:

  • 所有権保存登記:通常0.4% → 住宅用は0.15%へ軽減
  • 抵当権設定登記:0.4%(軽減なし)

🔍 ポイント
新築住宅や認定長期優良住宅などは軽減措置が使える可能性があるため、登記前に建築確認済証や認定証を確認しておきましょう。

④ 不動産取得税(取得後に届く税金)

不動産購入から数ヶ月後、忘れた頃に届くのが不動産取得税です。これは都道府県が課税するもので、購入後半年ほどで納付書が届きます。

  • 本則税率:4%
  • 軽減措置:2024年まで3%の特例がありましたが、2025年時点では**通常の4%**に戻っています。

軽減される条件:

  • 新築・中古ともに住宅用であること
  • 床面積50㎡以上240㎡以下
  • 取得価格が一定額以下(税務署の評価額による)

シミュレーション例:

課税評価額が1,500万円の中古住宅を購入した場合
→ 不動産取得税:1,500万円 × 4% = 60万円(控除後は数万円程度になる場合も)

🔍 ポイント
控除を受けるには申請が必要です。「うっかり申請し忘れて全額支払ってしまった…」という事例もあるため、早めに県税事務所へ確認を。

⑤ 固定資産税・都市計画税(毎年発生)

購入後は毎年の維持費として、固定資産税都市計画税が発生します。

  • 固定資産税:土地・建物に対して課され、評価額×1.4%が目安
  • 都市計画税:市街化区域の場合のみ、評価額×0.3%程度

支払いのタイミング:

毎年1月1日時点の所有者に対して、4月頃に納付書が届きます。
売買の際には日割り精算されることが一般的です。

🔍 ポイント
築年数が浅い家ほど評価額が高くなる傾向があります。固定資産税が高額になる可能性もあるため、事前に見積もっておくと安心です。

✅ 購入時のその他費用との違いも要チェック

税金以外にも、家を買うときに発生する費用はたくさんあります。

  • 仲介手数料(売買価格×3%+6万円+税)
  • 司法書士報酬(登記手続き代行)
  • 火災保険料
  • 引越し費用・家具家電の購入費用

🔍 ポイント
税金は「国・地方への支払い」、それ以外は「民間業者への支払い」。混同しがちなので、一覧にしてまとめておくのがベストです。

💬 よくある質問(Q&A)

Q. どの税金が一番高いの?
A. 物件の価格にもよりますが、一般的に**消費税(建物)**が最も負担額が大きくなります。

Q. 税金は全部まとめて払うの?
A. 税金によって支払うタイミングは異なります。契約時に必要なもの、登記時、購入後半年、翌年以降とバラバラです。

Q. 節税のコツは?
A. 住宅ローン控除や不動産取得税の軽減申請など、申請型の制度を忘れずに活用することが大切です。


📌 最新チェックポイント(2025年6月)

  1. 不動産取得税は4%へ戻っているため、購入後の請求額に注意。
  2. 印紙税の軽減は終了。古い情報に惑わされず、最新の税率を確認。
  3. 固定資産税の評価額は市町村のホームページでも事前に確認可能。
  4. 長期優良住宅・ZEH住宅などは登録免許税・取得税がさらに軽減される可能性あり。

✨ まとめ

家を買うときには建物代金や土地代金だけでなく、さまざまな税金が関係してきます。
事前にしっかりと把握しておくことで、あとから「こんなにかかるなんて聞いてない!」という事態を防げます。

💬 福山市で不動産購入のご相談なら

不動産の購入に関する税金や手続き、制度の活用方法など、気になることはなんでもご相談ください。
地域密着の不動産会社として、わかりやすく丁寧にサポートいたします。


📌 この記事は2025年6月時点の情報です。税制は変更されることがありますので、最新情報は福山市や国税庁など公的機関の情報をご確認ください。

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