マイホームの購入は、人生の中でも大きな節目のひとつです。
「どんな物件を選べばいいの?」「住宅ローンの仕組みって?」「何から始めればいいの?」と、わからないことだらけで不安になりますよね。
今回は、そんな不安を少しでも減らし、納得のいくマイホーム購入を進めていただくために、初心者の方でも安心して取り組める「不動産購入5つのステップ」をご紹介します。
ステップ1:理想の暮らしを描くところから始めよう

まず大切なのは「理想の暮らしを言葉にする」ことです。
いきなり物件を探し始めても、どんな住まいが自分たちに合っているのか分からなければ、選びようがありません。
理想をイメージする質問例:
- 今の暮らしで不満なところは?
- どんなエリアで子育てしたい?
- 通勤や通学にどのくらい時間をかけられる?
- マンションと戸建て、どちらが暮らしやすそう?
- 趣味やペットに適した住まいは?
こうした「暮らし目線」での希望や優先順位を書き出していくと、自分たちの理想像がだんだんはっきりしてきます。
ステップ2:資金計画は“背伸びしない”が鉄則

住宅ローンの審査が通る金額と「無理なく返せる金額」はまったく違います。
自分たちの家計とライフプランに合った資金計画を立てましょう。
具体的な資金計画の立て方:
- 月々の手取り収入の25〜30%以内を目安にローン返済額を設定
- 教育費・老後資金・車の買い替えなど、将来の支出も加味する
- ボーナス払いに頼りすぎず、普段の収入で返せる金額にする
- 住宅ローン以外の支払い(車のローンやカード払い)も整理
住宅ローンの選び方も大切!
- 固定金利 or 変動金利?
→ 安定性を取るなら固定、金利が下がる期待があるなら変動 - 団体信用生命保険の保障内容は?
→ がんや三大疾病付きなど、保障が手厚いものを選ぶ人が増えています - 繰り上げ返済できる余力を残す
→ 生活にゆとりが持てます
ステップ3:信頼できる不動産会社と出会うことが成功の鍵

物件の良し悪しはもちろんですが、それ以上に重要なのが「担当者との相性」です。
良い不動産会社・担当者の見極めポイント:
- わからないことを丁寧に説明してくれる
- デメリットや注意点も正直に教えてくれる
- 購入を急がせたり圧をかけてこない
- 地元の土地事情や建築条件に詳しい
- 契約後もフォローしてくれる体制がある
とくに注文住宅や建築条件付き土地など、土地+建物で考える場合には、地域の建築ルールに詳しい会社がベストです。
ステップ4:内覧は“暮らしを想像する時間”

物件を見るときは、「家具の配置」や「収納の量」など実生活を想定してチェックすることが重要です。
内覧時のチェックポイント:
- 日当たり、風通し、隣家との距離
- 騒音やニオイなどの外的要因
- 収納の数・大きさ・場所
- 家事動線(キッチン~洗濯機~干し場の流れなど)
- 実際に歩いて駅や学校までの距離を体感してみる
内覧時におすすめの持ち物:
- メジャー(家具が入るか計測)
- 方位磁石(南向きチェック)
- スマホで撮影(あとで見返せる)
- 家族で相談できるチェックリスト
ステップ5:購入後の流れも事前に把握しておこう

物件を決めた後も、契約から引き渡しまでにさまざまな手続きがあります。
慌てないためにも、あらかじめ全体の流れを知っておくと安心です。
契約〜引き渡しまでの主な流れ:
- 重要事項説明&売買契約の締結
- 住宅ローン申込・本審査
- 契約金や手付金の支払い
- 引渡し前の最終確認(内覧・補修チェック)
- 登記・ローン実行・引き渡し
この間に必要な書類やスケジュールが多いため、購入前から「やることリスト」を用意しておくと安心です。
まとめ:焦らず、正しく、一歩ずつが理想の住まいへの近道

不動産購入は「勢い」だけではうまくいきません。一つひとつのステップを着実に踏んでいくことで、後悔のない住まい選びが実現します。
もう一度、5つのステップをおさらいしましょう:
- 理想の暮らしを明確にする
- 無理のない資金計画を立てる
- 信頼できるパートナーを見つける
- 実際に物件を見て確かめる
- 手続きの流れを事前に理解しておく
これから住まい探しを始める方にとって、このステップが良い“羅針盤”となるよう願っています。
福山市で注文住宅をご検討の方は、福山不動産販売へご相談ください。
私たちは、土地探しから資金計画、理想の住まいづくりまで、一貫してお手伝いさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。