住宅ローンの月々の返済額をどう決める??
こんにちは!
住宅ローンを利用する際に、多くの方が気にかけるのは、月々の返済額ではないでしょうか?
住宅ローンは、長期にわたって返済していくものなので、無理のない返済額をイメージしておくことが重要です。
夢のマイホームを手に入れたとしても、毎月の返済に追われる状況では、快適な生活は望めません。
住宅ローンの月々の返済額を決める基準をいくつかお伝えしたいと思います。
◎毎月の収支から決める
収入から、必要となる生活費や貯蓄額を差し引いた金額の中から、住宅ローンの返済額を検討する方法です。
住宅ローン返済額で生活費を圧迫し過ぎたり、車の購入や老後資金など将来に向けた貯蓄額を確保できなくなったりするようなことは避けなければなりません。
また、住宅ローンは長期返済となるため、現在の生活だけでなく、将来の収支を予測して考えることも大切です。
例えば教育費がもっとかかるようになった場合でも、無理なく返済できる額にしておきましょう。
将来設計を見据えることが大切ですね。
◎現在の家賃から返済額を決める
現在、賃貸住宅の場合には、家賃支出を参考に返済額を考える方法もあります。
現在、居住費として支払っている家賃を、住宅ローンの月返済額に入れ替えるイメージであれば、家計に与える負担の変化について、具体的にイメージしやすいでしょう。
ただし、住宅を取得した場合は、月々のローン返済額に加えて、固定資産税等の税金、火災保険などの保険加入、修繕費の積み立て等のランニングコストが必要になります。
そのため、仮に現在の賃料とローン返済額を同じにしてしまうと、支出は増えることになるので、注意が必要です。
◎返済負担率から決める
返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合を指しており、概ね2割程度に抑えることが望ましいとされています。
年収400万円の場合、返済額を月収の2割程度を目安とすると、年間の返済額は80万円で、月々の返済額は約6.6万円となっています。
税金や社会保険料が引かれた手取り収入でも、ある程度余裕を持った返済プランがたてれそうです。
ライフステージの変化による出費の増加を加味して、毎月の返済額を計画してみてくださいね。