こんにちは!
先週は、キッチンや浴室のリフォームの時期や目安についてお話させて頂きましたが、今日は違った箇所についてお話させてもらおうかと思います。
リビング
リビングのリフォームのタイミングは、壁紙と床に分けて考えましょう。
■壁紙のリフォーム時期の目安:5~10年
時間の経過とともに、目に見えない汚れがしみついていたりしますし、喫煙者がいる場合などは壁紙にヤニや臭いが付着します。
壁紙を交換するときは、一部だけでなく家全体のものを交換することをおすすめします。
一部だけを交換してしまうと、新しい壁紙と古い壁紙の違いが目立ってしまうからです。
■床のリフォーム時期の目安: ・フローリング10年 ・畳7~8年
フローリングの場合、耐用年数は10年程度です。
傷やへこみが目立つようになったら補修を検討しましょう。
また、床が畳の場合は4~5年で裏返し、7~8年で表替えを行うとよいでしょう。
傷みが汚れが目立つ場合は、使用年数が短くても裏返しや表替えを行いましょう。
【メンテナンスを検討する目安】
・壁紙の傷みや汚れ
・フローリングの傷、へこみ
・畳の色が黄色に変色
窓
■窓のリフォーム時期の目安:20~30年
窓ガラスや建て付け部のリフォームのタイミングは20~30年といわれています。
「窓の鍵がかかりにくくなった」「窓の開け閉めがスムーズにできなくなった」「ガラスが曇り始めた」「ガラスが破損した」などといった現象が見られるようになったら、リフォームを検討しましょう。
【メンテナンスを検討する目安】
・窓の鍵の不具合
・窓の開け閉めがスムーズにできなくなった
・ガラスの曇りや破損
玄関
■玄関のリフォーム時期の目安: ・木製15~20年 ・アルミ製20~30年
毎日使う玄関のドアは交換のタイミングが難しい箇所ではありますが、日々劣化は進んでいます。
ドアの開閉がしにくくなった、また表面が劣化してきたときなどに、リフォームを検討するとよいでしょう。
【メンテナンスを検討する目安】
・ドアの開け閉めがしにくい
・色褪せや汚れ、傷が目立つようになってきた
外壁
■外壁のリフォーム時期の目安:15~20年
モルタル、サイディングとも、耐用年数は15年~20年といわれています。
不具合があった場合には家全体に影響が出る箇所です。ひび割れ、亀裂などがある場合は速やかに補修しましょう。
外壁の不具合は家全体に影響しますので、定期的に専門業者による点検を受けることをおすすめします。
【メンテナンスを検討する目安】
・ひび割れ
・色褪せ
屋根
■屋根のリフォーム時期の目安:20~30年(瓦屋根)、10~15年(金属屋根)
瓦屋根の場合で20~30年、金属屋根の場合で10~15年がリフォームのタイミングです。
日当たりや屋根の形により、劣化の度合いは異なりますが、外壁同様に不具合が家全体に影響を及ぼす箇所ですので、定期的にメンテナンスすることをおすすめします。
【メンテナンスを検討する目安】
・瓦のずれ
・色褪せ
時間も費用も無駄にせずに効率的にリフォームを行うために、まずは定期的なメンテナンスが大事です。
清掃、洗浄などを欠かさずに行うことで、設備が長持ちします。
そして、ライフスタイルに合わせ対象箇所ごとのリフォームの目安を参考に、工事を計画的に行いましょう。
効率的にリフォームを実施するには、10年ごとにリフォームを検討するのがよいのではないでしょうか。
住宅設備の故障や建物の老朽化の場合、そのまま放置すると修復が困難な状態になり、工事費用が高額になってしまいます。
交換や解体作業のための工事も必要になると工事期間も長くなるので、場合によっては住みながらのリフォームもできなくなり、一時的な仮住まいや引っ越しのための費用もかかります。
たとえ浴室やキッチン1ヶ所だけであっても、リフォーム工事が1週間くらいにもなると、住むためのスペースはあっても工事期間中に入浴や料理ができないので不便ですよね。
定期的なメンテナンスをし、異常に気付いたときはすぐに処置することが、無駄な出費を防ぎ、良い住環境を保つためには重要になります。
いかがでしたか?
何かお家の事でお困りごとが出てきた際は、お気軽に弊社までご相談くださいね。